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フィクション小説:この夏読んでいる本を紹介

お待ちかね?小説です。



最近は、仕事本と学術本でインプット三昧。いいかげん書かなければ・・・と思いつつ、アマプラやネフリを見て逃避。そんな中でも読む小説とは?


「ねえ、どうして、図書館ってものが作られたのか、あんた知ってる?」

図書館を愛した喜和子さんと、図書館が愛した人々の物語は、やがて切なくも愛おしい記憶へとたどり着く。


中島京子著『夢見る帝国図書館』



文春文庫版の解説は、京極夏彦氏


「2つの物語が交錯するうちに、メタバースの世界で結び合う」

実は、この作家の作品は読んだことがなくて、「図書館」というキーワードにひかれて手に取ったのでした。「帝国図書館」という文字は、ビブリオバトルなどの最近のイベントが想像されたり、ラノベのノリなのかとも考えながら読み始めました。


ちょっとミステリー?


登場人物たちの登場の仕方がドラマチックで、映像的、かつミステリアス。ぐいぐいと惹きつけられ1日で読了してしまいました。まず、読んで語り合いましょう。そうすれば、「メタバース」の意味がわかるはず。

いずれにしろ、落ち込んだときに浅草・上野界隈で元気をもらっていた自分としては、とても感傷的かつまったりできました。

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